卓球の『アジアカップ 2025』のラウンド16、準々決勝が行われたが、男子はラウンド16で松島輝空、篠塚大登、女子は早田ひな、大藤沙月が敗退、準々決勝も張本智和、宇田幸矢、戸上隼輔、張本美和、伊藤美誠が敗れ結局、準決勝進出者はなしとなった。
決勝トーナメントの組み合わせは、張本智和は林高遠、宇田幸矢はアン・ジェヒョン、松島輝空が林昀儒、戸上隼輔と篠塚大登は同士討ち、女子シングルスは張本美和がキム・ナヨン、早田ひなは陳幸同、大藤沙月が鄭怡静、伊藤美誠は石洵瑶と対戦する。
中国人トップ選手と見ごたえのある試合ができたのは結局、張本智和、張本美和と早田だけで後はちょっとふがいなかったように見えた。
張本智和は林高遠に勝つまでは良かったが、梁靖崑に対しては3ゲーム先行されてしまって苦しい展開になってしまった。張本美和は孫穎莎と互角以上の戦いを見せたが最後は孫穎莎の強さとうまさにやられてしまった。早田はリベンジマッチだったが前回書いた通りで長引く試合はまだ無理なようで2ゲーム先行したがやはり3ゲーム途中からバックハンドもフォアハンドも威力が落ちてしまいミスも増えてしまった・・・。ちょうどプロ野球のピッチャーが後半になってくると球速は変わらないのに切れがなくなって打たれるのと同じような状態なんだと思う。これは時間で解決するのかしないのかよくわからないが休養を取りながらやらないと無理なような気がする・・・。
伊藤美誠に関しては石洵瑶に圧倒したが、陳幸同には1ゲームとるのが精いっぱいでまだ復調とまでは言えないと思う。
次はチャンピオンズが3月にあるが、出場する選手はまた対策を練っていい結果を出してほしい。
大会名称 第34回 ITTF-ATTU アジアカップ 2025
開催期間 2025年02月19日 – 02月23日
会場 中国 深圳
日程 グループステージ 2月19日(水)~21日(金)
決勝トーナメント 2月22日(土)~23日(日)
出場選手 <男子シングルス>
張本 智和(智和企画)
戸上 隼輔(井村屋グループ)
宇田 幸矢(協和キリン)
松島 輝空(木下グループ)
篠塚 大登(愛知工業大学)
<女子シングルス>
張本 美和(木下グループ)
早田 ひな(日本生命)
大藤 沙月(ミキハウス)
伊藤 美誠(スターツ)
平野 美宇(木下グループ)
配信はATTU Liveのみで行われている。