卓球『シンガポール スマッシュ 2025』の男女シングルスの決勝が行われ、男子シングルスでは林詩棟が梁靖崑に4‐2、女子シングルスでは孫穎莎が蒯曼に4‐1で勝利して優勝、林詩棟は男子ダブルス、混合ダブルスと合わせて3冠を達成、蒯曼は女子ダブルス、混合ダブルスで優勝して2冠を果たした。
正直、中国人対決となったシングルスの決勝は物足りなかったが、男子シングルス、女子シングルスの準決勝、女子ダブルスの決勝の中国人対決はほとんどフルゲームで面白い試合だった。
今回、蒯曼がブレイクしたとみる向きがほとんどだと思うが、体調不良と言われていた王曼昱に勝ってからは確かに強さを見せたが1回戦からを見るとやはり不安定な戦いが続いていたと思う。同士討ちには強いところを見せているが、対外はやはりもう少し見てみないとわからない・・・。2年前に銭天一が決勝進出したのとよく似ている。同士討ちに勝ちながら最後は孫穎莎にやられるというところまで同じだ。銭天一はその後いろいろなところでチャンスをもらったはずなのにことごとくチャンスを逃して今に至っている・・・。蒯曼は今後のアジアカップ、チャンピオンズで結果を残せなかったら銭天一の二の舞になると思う・・・。救いは混合ダブルスパートナーに恵まれているところか・・・。
結局、今回中国人選手にまともに戦えたのは早田だけでその早田も負けているので何の成果もなかったような気がする・・・。アジアカップ、チャンピオンズでは良い結果が出せるように頑張ってほしい・・・。