卓球『アジア選手権 2024』団体戦準々決勝 女子は準決勝進出、男子は敗退・・・

卓球『アジア選手権 2024』の団体戦準々決勝が行われ、女子団体では日本がシンガポールに3‐0のストレート勝ちしたが、男子団体は韓国に1‐3で敗れ順位決定戦に回った。

男子はオリンピックメンバーでオーダーを組んだが、1番の張本智和がフルゲームで1点取っただけで後は戸上隼輔が1‐3、篠塚大登、4番で回ってきた張本智和がいずれも2‐3で敗れ、残念ながら何の結果も残せなかった・・・。明日、順位決定戦でイランと対戦するがあまり期待は持てない・・・。というより危ない・・・。イランは今日中国と対戦したが、14歳の若手が王楚欽を下し1点をもぎ取っているし、アラミヤンが林詩棟とフルゲームの激闘を演ずるなど爪痕を残しているし、そもそも前回ストレートで負けている・・・。

女子は張本美和、伊藤美誠、平野美宇のオーダーで組み合わせの関係で相手がシンガポールになってラッキーだったが、スコアほど楽勝ではなかった・・・。張本美和は年下13歳の選手を相手にストレートで勝ったがどのゲームも接戦だったし、伊藤、平野も1ゲームずつ取られている。

今回メンバーを見てみるとどの国も若手にチャンスを与えていたり、若手主体で来ていることが多いのだが、日本は団体での若手のエントリーは大藤だけ・・・。男子に至ってはベテランがメンバーに入っている・・・。選考会とランキングで松島が取れなかったこともあるが、今日の韓国のオ・ジュンソンや台湾の高承睿などはメンバー入りしているし、イランでは14歳がブレイクしそうだ。男子はオリンピックで結果が出ていないのだからほかの選手たちにもチャンスを与えてもよかったように思える。

女子団体は準決勝は韓国との大激戦を制したインドと対戦だが、オーダーは変えないと思う。もし韓国が上がってきたら伊藤か平野の代わりに大藤があったかもしれないが・・・。早田に関しては今回は世界卓球の枠取りのためだと思うので、よほどのことがない限り団体戦は出ないと思う。

女子団体の注目のカード、中国VS北朝鮮は3‐1で中国が勝ったのだが孫穎莎がキム・クムヨンに1‐3で敗れる波乱、王芸迪、石洵瑶も大接戦、最後は孫穎莎がピョン・ソンギョンを2‐3で下しようやく勝利を手にした。これは男子の中国チームもそうだが、完全にチャイナスマッシュの弊害だと思う・・・。チャイナスマッシュ最終日まで戦っていた孫穎莎、林詩棟はもちろんほかの選手も満足な準備はできていなかったと思う・・・。さすがの中国人選手でもコンディションが整わなければ負ける、日本はこういう状態が2年も続いたのだから、今まで万全な体制で大会に臨んできた中国人選手に負けるのは当たり前だったのかもしれない・・・。

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