今後の女子卓球を占う注目の大会 卓球『WTTコンテンダー アルマトイ 2024』

パリオリンピックが終わり、一区切りした卓球界。もうすでに『コンテンダー リマ』、『フィーダー オロモウツ』が開催され、日本から参加の大藤沙月が『コンテンダー リマ』で2冠、橋本帆乃香も『フィーダー オロモウツ』で2冠を達成、幸先のいいスタートとなっているがどちらの大会もレベル的には低く、特に『コンテンダー リマ』は『フィーダー オロモウツ』よりもレベル的には低かったと思う・・・。

そして注目の9月3日から始まる『コンテンダー アルマトイ』だ。

出場メンバーを見ると、日本からは張本美和、木原美悠、長﨑美柚、大藤沙月、笹尾明日香、横井咲桜、上澤杏音、赤江夏星の総勢8名、中国からは銭天一、蒯曼、石洵瑶、何卓佳、陳熠、李雅可、劉煒珊というメンバーで、韓国からは張本美和世代のパク・ガヒョンも参加する。

日本のメンバーでは張本美和、木原、長﨑は中国選手に対してある程度、対戦経験があるので読めるが、ほかの選手たちがどこまでできるのかは注目だ。ドローにもよるがベスト8に4人以上残れれば上出来だと思うが果たして・・・。シード的には上位の日本選手が当たることはないが、予選勝ち上がりだと同士討ちの可能性があるのでなるべく当たらないでほしい・・・。

それと日本と中国の同学年対決にも注目だ。木原、大藤、横井、赤江と蒯曼、陳熠が同学年で少なからず因縁もある。木原は蒯曼、陳熠とは何回か対戦しているがいつもギリギリの勝負をしている。赤江も陳熠とは14、5歳で対戦していてその時は0-3で負けている・・・。大藤、横井は対戦があるのか分からないが面白い対戦が見られそうだが・・・。この世代で飛び出せるのは誰かというのも見極めたい。

笹尾、横井、上澤、赤江は予選からの出場だが李雅可、劉煒珊も予選からで同じ山には入りたくない・・・。

女子ダブルスも注目で、日本からは木原/長﨑、大藤/横井の2ペア、中国は蒯曼/陳熠、何卓佳/劉煒珊、銭天一/石洵瑶の3ペアが出場、ランク的には日本の方が上だが果たして・・・。

気がかりなのは張本美和、木原でアルマトイの成績次第だが最終日まで残ると日を開けずのマカオのチャンピオンズが始まってしまう・・・。

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