卓球『WTT スターコンテンダー リュブリャナ 2024』のシングルス2回戦、ダブルスの準々決勝、準決勝が行われた。
男子シングルスでは張本智和がA.ルブランに3‐1、松島輝空はモーレゴートにフルゲームの3‐2で勝利したが、戸上隼輔はファルクに0-3、篠塚大登はグロートに2‐3の逆転負けで姿を消した・・・。女子シングルスは全員危なげなく勝ち上がりベスト16に進んだ。
男子シングルスは負けそうと思った二人が勝って、勝てそうと思った二人が敗れるという男子にありがちな結果だったが、ここに来て篠塚がピりっとしない・・・。2ゲームを簡単に先取しながら逆転負け、気持ちの問題なのか、技術の問題なのか、実力なのか、よくわからない・・・。松島も2‐0からの逆転負けを良く食らっていたが、今回はフルーゲームを落とさずに勝ち上がってきている。この辺は見習ってほしい・・・。その松島は次戦、チウ・ダン、張本智和はアサルと対戦する。
女子シングルスは4人が前回ザグレブでも対戦している選手と当たる。早田ひながチャン・リリー、張本美和がチュ・チョンヒ、伊藤美誠はパバド、木原美悠はチョン・ジヒと対戦、伊藤はリベンジしたいところだがどうだろう。ほかの選手もリベンジされないように油断なく戦ってほしい。また、平野美宇はベリストレム、長﨑美柚はシン・ユビンと対戦する。こちらのカードも好カードなので見逃せない。
男子ダブルス準々決勝の戸上/篠塚はゴジ/A.ルブランに各ゲーム競ったが結局1ゲームも奪えず0-3で敗れたが、女子ダブルスの木原/長﨑は準々決勝バヨル/クルコバーに3‐0、準決勝ディアコヌ/シャオ・マリアに3‐1で勝利、混合ダブルスの張本智和/早田はイオネスク/サマラに3‐0、オ・ジュンソン/チョン・ジヒに大苦戦の3‐2で勝利してそれぞれ決勝進出を果たした。
男子ダブルスはここに来てフランスペアに2連敗、オリンピック団体でフランスに当たったらちょっと危ない・・・。女子ダブルスの木原/長﨑はさすがの強さで決勝のチョン・ジヒ/チョ・チュンヒにも勝てると思うが、混合ダブルスの張本智和/早田は問題点を解消できていない。張本智和が女子選手、早田が男子選手のボールを受けるローテーションではまったく点が取れない・・・。いつからこうなったのだろう・・・。韓国は完全に共通の認識で対策している様だし各国が気が付いたら本当にメダルが危ない・・・。