卓球『WTTコンテンダー リオデジャネイロ 2024』の男女シングルスの決勝、男女ダブルスの決勝が行われ、女子シングルスでは長﨑美柚が早田ひなを4‐3のフルゲームで下しWTTツアー初優勝、また、女子ダブルスの佐藤瞳/橋本帆乃香も3‐0のストレートで鄭先知/簡彤娟の台湾ペアを下して優勝した。
女子シングルスは前回の記事通りのフルゲームの熱戦となり、フルゲームの最終ゲームデュースで長﨑が逆転勝ちを収めた。今回は長﨑のミスがあまりなく、逆に早田が課題とテーマに苦しんだような戦いだったと思う・・・。たぶん早田は回転の違う緩いボールでミスを誘う、打たれてもそれに対応する(インド選手がやっているような)をテーマにしていたのだと思うが、タカハシには通用していたが、今回の長﨑にはあまり通用しなかったということなのかもしれない。7ゲームの最終局面でそれがもろに出て、コメント欄ではわざと負けたとか遊んでいると書かれてしまっていたが、そうではないと思う。
女子ダブルスの佐藤瞳/橋本帆乃香はやはりさすがというか、貫録勝ちだった。今後この二人や大藤、横井、赤江がWTTに参加が増えてくれば、世界ランクの構図がだいぶ変わってくると思う。特に佐藤、橋本は中国の脅威になるかもしれない。
今週は27日から『WTT コンテンダー メンドーサ 2024』、30日からは『WTT チャンピオンズ 重慶 2024』が始まる。長﨑、森、田中はメンドーサに早田、張本、戸上は重慶に飛ぶが、結果を残してくれることを期待する。