卓球の『WTTチャンピオンズ仁川』の決勝が行われ、女子シングルスは孫穎莎が王曼昱に4‐0のストレート勝ち、男子シングルスは梁靖崑がカルデラノに4‐1で勝利して優勝した。
孫穎莎は王曼昱を全く寄せ付けずに完勝、本当にもう一段強くなっている印象だ。それは技術的な問題ではなく試合運びにおける駆け引きだ。2ゲーム以降は緩いボールを混ぜたりつっいたりして王曼昱のやりたいことを全くさせなかった。早田が孫穎莎に対していろいろ工夫していたのを取り入れているようにも思えた。今回、孫穎莎はベリストレムに1ゲーム、早田に2ゲーム取られているがそれが調子を上げる要素になったかもしれない・・・。
男子は番狂わせが続いたが、中国人選手優勝で落ち着いてしまった・・・。カルデラノが調子が良かったのでもしかしたらと思ったが無理だった。
中国のオリンピック先行だが、女子の陳夢、王曼昱の争いは最終のサウジスマッシュまで縺れそうだ。
WTTのメインの大会はサウジスマッシュまでないが、フィーダーは頻繁に行われている。今も『WTT フィーダー オトーチェッツ』が行われていて日本からも笹尾明日香、上澤杏音、竹谷美涼が出場していたが、竹谷が2回戦、上澤が3回戦、笹尾は準々決勝まで進んだが準決勝進出はならなかった。4月2日から始まる『WTT フィーダー バラジュディン』には男子の田中佑汰、横谷 晟、岡野俊介、女子では上の3人に加えて芝田沙季、横井咲桜、大藤沙月のミキハウス勢が参加するので注目だ。特に横井、大藤は初参加だと思うので頑張ってほしい。予選からの出場となり、初対戦ばかりでやりにくいとは思うが、芝田を加えて普通にやれば優勝も夢ではないと思う。
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