世界卓球団体戦は終わったが、卓球の大型イベントは続く。まず、来週から始まる『シンガポールスマッシュ』そのあとに仁川で『チャンピオンズ』が開催される。
特に『シンガポールスマッシュ』は世界卓球個人戦にも匹敵するようなイベントで、ここでの成績がランキングに大きく影響してくる。去年は女子で銭天一が準優勝してランキングをいきなり5位まで上げて今もその影響で7位にランクされている。
日本人選手もランキングを大きく上げるチャンスなのだが、去年の成績は思わしくなかった・・・。
今年はパリオリンピックの年なので、オリンピック参加メンバーはここで大きくランキングを上げてほしいと思う。
ところが、男子シングルスでなんと篠塚大登がシングルスのエントリーから漏れてしまった・・・。シングルスは1国6人までと規定があるためランキングを落としている篠塚はエントリーできなかった・・・。このままだとチームランキングは上がらないためまたしても早い段階で中国と当たってしまうかもしれない・・・。篠塚にはフィーダーやコンテンダーになるべく参加してランキングを上げてもらうしかない・・・。張本智和、戸上隼輔にはベスト4を目指して頑張ってもらいたい。また、ダブルス参加の戸上隼輔/篠塚大登ペアも一つでも多く勝ってオリンピックに備えてほしい。
女子はオリンピックメンバー3人ともベスト4以上を目指してほしいが、少なくとも中国人選手を2人倒さないとベスト4入りは難しいだろう・・・。中国もオリンピックメンバーの選考中で『シンガポールスマッシュ』の成績如何では陳夢、王芸迪、王曼昱の立ち位置が変わるかもしれないので本気の本気で来るだろう。孫穎莎はもちろんのこと、陳幸同、銭天一も倒すのは容易ではないと思う・・・。ダブルスの平野美宇/張本美和ペアにも一つでも多く勝ってオリンピックに備えてほしい。
混合ダブルスの張本智和/早田ひなペアはそろそろ優勝しないとまずいかもしれないが、戦略、戦術を変えないと同じことの繰り返しになってしまうかもしれない・・・。
また、オリンピックメンバーから外れてしまったメンバーにも是非とも一つでも多く勝ってランキングを上げてほしい。
『仁川チャンピオンズ』については詳細はよくわからないがシングルスのみで参加人数が絞られるので、チャンスはあるかもしれない。