全日本卓球のシングルス、4~6回戦が行われ、女子シングルスの平野美宇がベスト8まで勝ち上がり、伊藤美誠が6回戦で木村香純に3‐4で敗退したため、平野のパリ五輪シングルス代表権が確実となった。
今回の全日本卓球の注目の的になっていた代表権争いはあっけなく決着がついた・・・。
4回戦、5回戦と二人とも薄氷を踏むような戦いぶりで、負けても不思議ではない状態だったが、6回戦で平野が大藤沙月にストレート勝ちしたのに対し、伊藤はゲームカウント3‐1の10-8でマッチポイントを握りながら木村に逆転を許し、万事休す・・・。
伊藤は結局、何も変えられず弱点を露呈したまま勝負に挑んだがどの試合も弱点を突かれて苦しんだ挙句、敗退してしまった・・・。
伊藤が今後どうするのかはわからないが、もし競技の卓球を続けるのならきちんとコーチをつけて1からすべて見直したほうがいいと思う・・・。敗戦後のインタビューで体調不良と、団体メンバーとしてオリンピックに出るか出ないかわからないようなことを言っていたが、そういう対戦相手へのリスペクトや心構え、メンタルの部分を含めて指導者についてもらったほうがいいと思う・・・。
平野にはパリ五輪シングルス代表おめでとうなのだが、この全日本卓球では準決勝まで行かないと何を言われるかわからないので頑張ってほしいが、相手は木原世代の赤江夏星、かなり強いので油断はできないと思う・・・。それからこれから半年でどこまでランクを上げられるのか注目で、せめてトップ10には入ってほしい・・・。