卓球の『WTTスターコンテンダー 蘭州2023』のシングルスのラウンド16、ダブルスの準決勝が行われた。
男子シングルスでは吉山がMA Jinbaoにフルゲームで敗れたが、張本は梁厳苧に3‐1で勝利して準々決勝に進んだ。
準々決勝は林高遠と対戦する。
女子シングルスは木原が王芸迪にストレート勝ち、張本美和はシン・ユビンと対戦し、3‐1で勝利し、それぞれ準決勝に進んだ。
前回の記事で「どちらもチャンスはある」と書いたがその通りになった。木原がストレート勝ちするとは思わなかったが、王芸迪はやはり完全におかしかった・・・。シン・ユビンも途中腰を気にしていたので本調子ではなかっただろう。
準々決勝は木原が陳幸同、張本美和は孫穎莎へ挑戦する。
混合ダブルスの張本智和/早田ひなペアはイム・ジョンフン/シン・ユビンの韓国ペアにフルゲームを制して、決勝に進んだ。
この試合、普通なら3‐0のストレートで勝てるところを3‐2のギリギリで早田が何とかカバーして勝てたが、張本があまりにも悪すぎた・・・。はりひなはやはり張本の出来次第、苦戦、敗戦するときは必ずと言っていいほど張本のミスが続く・・・。それも同じミスの繰り返しで早田がキレてもしょうがいないようなミスばかり・・・(早田はキレないが)。これを修正できない限りパリでのメダルは遠いかもしれない・・・。
決勝は王楚欽/孫穎莎ペアをフルゲームで破った林詩棟/クワイマンペアと対戦する。
前回、「まだまだ波乱が起きそうだ・・・」と書いたが、木原が王芸迪に、林詩棟/クワイマンペアが王楚欽/孫穎莎ペアを破ったようにやはり波乱が起きた・・・。
これは木原、張本美和には本当にチャンスだと思う。特に張本美和は初対戦の上に孫穎莎の調子がやはり普通ではないので大いにチャンスがあると思う。5ゲームマッチなので可能性はより広がると思う。