卓球 WTTシンガポールスマッシュは男女それぞれシングルスの決勝が行われた。
女子シングルスの決勝は孫穎莎が銭天一に4-1で勝利して女子ダブルス、混合ダブルスと合わせて3冠を達成した。
この試合、銭天一の出来は悪くなかったが、やはり孫穎莎が1枚上手だった・・・。しかし、今の状態の銭天一に勝てる日本人選手がいるかというと誰もかなわないような気がする・・・。
少し前までの銭天一は前で前でという意識が強すぎてミスを連発していたが、今回(準々決勝当たりから)は少し下がり目でラリー、カウンター、ブロックをしているので強打を受けても対応していた。早田もこの辺を参考にして臨機応変に対応できればもっと強くなれるのではないかと思う・・・。
男子シングルスの決勝は世界ランク1位樊振東、2位馬龍の対戦となったが、こちらも4-1で世界ランク1位樊振東が優勝した。
樊振東、馬龍ともやはり強い・・・。今回は樊振東に軍配が上がったがこの二人を含め、王楚欽などの中国勢はみんな強い。
結局、樊振東は男子ダブルスと合わせて2冠、王楚欽は男子ダブルスと混合ダブルスと合わせてこちらも2冠・・・。
ダブルス種目も中国に取られるとなると少し前に書いたが、日本もペアの変更は必要になると思う・・・。
【決勝】孫穎莎 vs 銭天一|WTTシンガポールスマッシュ2023 女子シングルス
【決勝】樊振東 vs 馬龍|WTTシンガポールスマッシュ2023 男子シングルス