卓球「アジアカップ 2022 バンコク」の準々決勝が行われ、日本人選手は早田ひな、宇田幸矢はフルゲームで4-3、張本智和は4-1、伊藤美誠は4-0でそれぞれ勝利し全員ベスト4に進出した。
早田、宇田共に今日もフルゲームとなったが、内容がまるで違う・・・。
宇田は4-0で勝ってもいいような試合をリスキーなプレイで自分でぶち壊してペンホルダーの黄鎮廷に3-0から3-3に追いつかれてようやく振り切ったというところだろう。
早田の場合は1ゲームは先取したもののやはり体調面や試合勘が戻っていなくてミス連発で相性のいいはずの杜凱琹3ゲームを連取されてから、今日もいろいろ工夫して何とか3-3戻し、最後のゲームではいつも通りの早田に戻ったかのようにゲームを奪取した。
伊藤は相性のいいチョン・ジヒ貫録勝ち。昨日の1回戦で一息付けたのが大きかったかもしれない・・・。
張本は好調を維持してイ・サンスにこちらも貫録勝ちだった。
準決勝は早田ひなVS王芸迪、伊藤美誠VSバトラ、張本智和VS荘智淵、宇田幸矢VSイム・ジョンフンというカードだ。
早田は去年の世界選手権で王芸迪に2-4で負けているが、今回は両者とも万全でないのでどう転がるか予想できない・・・。
伊藤は陳幸同に勝っているバトラと対戦だが普通なら負けないはずだ。
張本はたぶん大丈夫だと思うが、宇田は王楚欽を破ったイム・ジョンフンとだがどうなるかまったくわからない・・・。
日本人選手同士の決勝戦が見られたらありがたいが・・・。
今回は同日に準決勝、決勝、3位決定戦があるのでいずれにしても2試合をこなさなければならないので、選手たちは大変だ・・・。